この記事の監修
KIMETE編集部|太陽光発電・蓄電池・V2Hの専門メディア。業界の最新情報をもとに、正確で実用的なコンテンツをお届けします。

V2H(ビークル・トゥ・ホーム)とは?

V2Hは電気自動車(EV)のバッテリーに蓄えた電気を家庭で使えるようにするシステムです。EVを「走る蓄電池」として活用でき、40〜90kWhという家庭用蓄電池の5〜10倍の大容量を家庭の電源として使えます。

停電時に2〜4日分の電力を確保でき、太陽光発電との連携で「発電→充電→放電」の自給自足サイクルが実現します。

V2Hの導入費用【2026年版】

項目 費用目安 備考
V2H機器本体 50〜100万円 メーカー・機能により変動
設置工事費 20〜40万円 分電盤工事含む
合計(補助金前) 70〜140万円
CEV補助金 ▲最大75万円 国の補助金
都道府県補助金 ▲10〜50万円 東京都は最大50万円
実質負担 0〜65万円 地域により異なる

V2H対応車種一覧【2026年版】

メーカー 車種 バッテリー V2H対応
日産 リーフ 40/62kWh ◎ 全モデル対応
日産 アリア 66/91kWh
日産 サクラ 20kWh
トヨタ bZ4X 71.4kWh
三菱 アウトランダーPHEV 20kWh
三菱 ekクロスEV 20kWh
テスラ Model 3/Y 60〜82kWh △ 対応機器限定
ヒョンデ IONIQ 5 72.6kWh

V2H機器の主要メーカー比較

メーカー 製品名 出力 価格帯 特徴
ニチコン EVパワー・ステーション 6kW 50〜90万円 国内シェアNo.1・実績豊富
デンソー V2Hスタンド 6kW 60〜80万円 トヨタグループ・高品質
パナソニック eneplat 6kW 70〜100万円 蓄電池一体型・HEMS連携

V2Hの5つのメリット

  1. 超大容量の蓄電:EV40〜90kWhは家庭用蓄電池の5〜10倍
  2. 停電対策:フル充電で一般家庭2〜4日分の電力
  3. 電気代削減:深夜電力でEV充電→昼間に放電で年5〜10万円削減
  4. 太陽光連携:日中に太陽光でEV充電→夜間に家庭で使用
  5. 補助金でほぼ無料:最大125万円の補助金(国+都道府県)

V2Hのデメリット・注意点

よくある質問(FAQ)

Q. V2Hと蓄電池、どちらがお得?

EVを所有しているならV2H一択。容量あたりのコストが蓄電池の1/5〜1/10。EVを持っていなければ蓄電池がおすすめです。

Q. EVのバッテリー劣化は大丈夫?

日産リーフの実績では、V2H利用による追加劣化は年0.5〜1%程度。通常の経年劣化(年2〜3%)と比べて影響は軽微です。

Q. 充電と放電は同時にできる?

最新のV2H機器は同時制御が可能。太陽光で発電しながらEVに充電し、余剰分を家庭で使うことができます。

V2H主要機種の費用・スペック比較(2026年版)

機種 参考価格(工事込) 最大出力 補助金対応
日本電気(V2H-6kVA) 95〜130万円 6kVA ✅ 対応
パナソニック(eneplat) 100〜140万円 6kVA ✅ 対応
ニチコン(トライブリッド) 85〜120万円 6kVA ✅ 対応

V2H補助金の詳細(2026年版)

よくある質問(FAQ)

Q:V2Hはどんな種類のEVに対応していますか?

A:CHAdeMO規格(日産リーフ、三菱アウトランダーPHEV等)が主流。テスラなどCCS規格は現時点で非対応の機種が多いです。購入前に対応車種を必ず確認してください。

Q:V2Hと普通の充電器の違いは?

A:普通充電器はEVに充電するだけですが、V2Hは双方向通信で「EVから家へ」の給電も可能です。V2Hの方が設備費は高いですが、蓄電池の代わりになりコスパが良いです。

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まとめ

V2Hは補助金を活用すれば実質0〜65万円で導入可能。EVオーナーなら導入しない理由がないレベルのメリットがあります。まずは見積もりで実際の費用を確認しましょう。

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