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KIMETE編集部|太陽光発電・蓄電池・V2Hの専門メディア。業界の最新情報をもとに、正確で実用的なコンテンツをお届けします。
V2Hは電気自動車(EV)のバッテリーに蓄えた電気を家庭で使えるようにするシステムです。EVを「走る蓄電池」として活用でき、40〜90kWhという家庭用蓄電池の5〜10倍の大容量を家庭の電源として使えます。
停電時に2〜4日分の電力を確保でき、太陽光発電との連携で「発電→充電→放電」の自給自足サイクルが実現します。
| 項目 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|
| V2H機器本体 | 50〜100万円 | メーカー・機能により変動 |
| 設置工事費 | 20〜40万円 | 分電盤工事含む |
| 合計(補助金前) | 70〜140万円 | |
| CEV補助金 | ▲最大75万円 | 国の補助金 |
| 都道府県補助金 | ▲10〜50万円 | 東京都は最大50万円 |
| 実質負担 | 0〜65万円 | 地域により異なる |
| メーカー | 車種 | バッテリー | V2H対応 |
|---|---|---|---|
| 日産 | リーフ | 40/62kWh | ◎ 全モデル対応 |
| 日産 | アリア | 66/91kWh | ◎ |
| 日産 | サクラ | 20kWh | ◎ |
| トヨタ | bZ4X | 71.4kWh | ○ |
| 三菱 | アウトランダーPHEV | 20kWh | ◎ |
| 三菱 | ekクロスEV | 20kWh | ◎ |
| テスラ | Model 3/Y | 60〜82kWh | △ 対応機器限定 |
| ヒョンデ | IONIQ 5 | 72.6kWh | ○ |
| メーカー | 製品名 | 出力 | 価格帯 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ニチコン | EVパワー・ステーション | 6kW | 50〜90万円 | 国内シェアNo.1・実績豊富 |
| デンソー | V2Hスタンド | 6kW | 60〜80万円 | トヨタグループ・高品質 |
| パナソニック | eneplat | 6kW | 70〜100万円 | 蓄電池一体型・HEMS連携 |
EVを所有しているならV2H一択。容量あたりのコストが蓄電池の1/5〜1/10。EVを持っていなければ蓄電池がおすすめです。
日産リーフの実績では、V2H利用による追加劣化は年0.5〜1%程度。通常の経年劣化(年2〜3%)と比べて影響は軽微です。
最新のV2H機器は同時制御が可能。太陽光で発電しながらEVに充電し、余剰分を家庭で使うことができます。
| 機種 | 参考価格(工事込) | 最大出力 | 補助金対応 |
|---|---|---|---|
| 日本電気(V2H-6kVA) | 95〜130万円 | 6kVA | ✅ 対応 |
| パナソニック(eneplat) | 100〜140万円 | 6kVA | ✅ 対応 |
| ニチコン(トライブリッド) | 85〜120万円 | 6kVA | ✅ 対応 |
A:CHAdeMO規格(日産リーフ、三菱アウトランダーPHEV等)が主流。テスラなどCCS規格は現時点で非対応の機種が多いです。購入前に対応車種を必ず確認してください。
A:普通充電器はEVに充電するだけですが、V2Hは双方向通信で「EVから家へ」の給電も可能です。V2Hの方が設備費は高いですが、蓄電池の代わりになりコスパが良いです。
V2Hは補助金を活用すれば実質0〜65万円で導入可能。EVオーナーなら導入しない理由がないレベルのメリットがあります。まずは見積もりで実際の費用を確認しましょう。
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