この記事の監修
KIMETE編集部|太陽光発電・蓄電池・V2Hの専門メディア。

2026年の売電価格はいくら?

2026年度のFIT売電価格は住宅用10kW未満で16円/kWh。年々下がっていますが、電気代高騰により自家消費の経済効果は逆に上がっています。

売電価格の推移

年度 10kW未満 10〜50kW
2012年 42円 40円
2020年 21円 13円
2024年 16円 10円
2026年 16円 10円

FITとFIPの違い

FIT(固定価格買取)は固定単価で20年間買取。FIP(市場連動型)は市場価格に連動し、プレミアムが上乗せされます。50kW以上の新規設備はFIPが原則です。

卒FIT後の選択肢

収益を最大化する方法

  1. 自家消費率を上げる(蓄電池導入)
  2. 電気使用を日中にシフト
  3. V2Hで余剰電力をEVに充電

売電単価を最大化する3つの方法

  1. 新電力・アグリゲーター活用:電力会社より1〜3円高く買い取るサービスが増加。「enechain」「エナーバンク」等の新電力への乗り換えも検討に値します
  2. 自家消費率を上げる:売電単価が下がっても、自家消費(電気代単価30円相当)の経済効果は売電を上回ります。蓄電池との組み合わせで自家消費率70〜90%も可能
  3. FIPへの転換:市場価格が高い時期に売電を集中させるFIPは、2026年以降の大規模設備に有利なケースがあります

地域別 売電効果の違い

地域 日照量目安 年間売電収入(4kW)
浜松・甲府(日照日本一級) 約1,500kWh 約2.4万円
東京・名古屋(全国平均) 約1,350kWh 約2.2万円
札幌・秋田(北方) 約1,100kWh 約1.8万円

※FIT売電単価16円/kWh想定。自家消費分(電気代削減)は含まない

よくある質問(FAQ)

Q:卒FIT後の売電先はどこが一番高い?

A:2026年現在、新電力各社の卒FIT買取単価は8〜12円/kWh。電力会社(東電など)の7〜9円よりやや有利です。年間数千〜1万円程度の差が出ます。

Q:FIT期間中に業者を変えられますか?

A:FIT認定を受けた設備の売電先は、FIT期間中は変更できません(FIT法の規定)。卒FIT後は自由に乗り換えできます。

Q:売電価格が下がって導入メリットはあるの?

A:売電単価は下がっていますが、電気代が大幅に上昇しているため「自家消費」の経済効果が上がっています。2026年時点では売電より自家消費重視の設計が主流です。

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まとめ

売電価格は下がっていますが、自家消費メインの運用なら経済効果は十分。まずは見積もりで収益シミュレーションを確認しましょう。

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FIT・FIP・卒FITの制度詳細比較

制度 対象 単価 買取期間
FIT(固定価格買取) 10kW未満 16円/kWh(2026年度) 10年
FIT(低圧10〜50kW) 産業用 10円/kWh(2026年度) 20年
FIP(市場連動) 50kW以上 市場価格+プレミアム 20年
卒FIT FIT終了後 7〜12円/kWh 電力会社によって異なる

電気代高騰時代の自家消費戦略

2024〜2026年の電力単価は約30〜35円/kWhまで上昇しました。売電単価16円/kWhに対し、自家消費なら2倍の経済効果があります。これが「売電より自家消費優先」設計が主流になった背景です。

売電収入の税務処理

住宅用太陽光発電の売電収入は「雑所得」として扱われます。年間20万円以下なら確定申告不要(給与所得者の場合)。20万円超は確定申告が必要です。パワーコンディショナ交換費用などは経費として計上できます。

卒FIT後の乗り換え手順

FIT期間終了の3〜6ヶ月前に電力会社からお知らせが届きます。その後、(1)現在の電力会社の卒FIT買取プランに自動移行、または(2)新電力の高単価プランへ申し込み、いずれかを選択します。新電力への乗り換えは無料で、手続きもオンラインで完結します。

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